ドーモ、垂れ坊です
今回はこのブログ初のガンプラのレビューをしようと思います
今回紹介するガンプラはこちら

ENTRY GRADE RX-78-2 ガンダム
ちなみに発売日は2021年05月29日
お値段は税込み770円
となっております
最近のガンプラ事情を考えるとかなり手を出しやすい価格帯じゃないかなと
値段もそうですが、このキットは本当の初心者向けに作られているので、これからガンプラやりたいって人は是非手に取ってほしいです
なので、この記事では
・このキットの特徴
・作った感想
などを発信していきますので、ぜひ最後まで見ていってください
●ENTRY GRADE(エントリーグレード)とは?
BANDAIが発売した、道具を一切使わず作れるという革新的ガンプラ
もちろん道具があれば時短にはなるけれど、基本的にパーツを手で取り外して作れる仕様になっているので買ってその場ですぐ作れるキットとなっています
ちなみに、武器など一切ないライトパッケージ版と、ビームライフルとシールドが付いてくる通常版の二つがあります
●ランナー数
合計4つ。作る部位毎にパーツが統一されているのと、説明書にもどこでどの部品を使うか明記されてるのでものすごくわかりやすい

●説明書
キットの組み方はもちろんのこと、ガンプラとはなにか? など本当に初心者向けに作られたページがあるなど内容はそこそこ充実してます

●本体レビュー
結論から言うと、値段の割にめちゃくちゃ作りが良いし、かなり遊べる印象。下手すりゃ昔のHGより優秀かもしれません
パーツが簡略化されてる分ちょっと作りが甘い点があるにはありますが、正直それを考慮してもお値段以上の価値はあると思います







●良い点
・安い
なんといってもこれがでかい
なにせ武器なしのライトパッケージで500円ちょい。武器がついても700円ちょい。それでクオリティーはちょっと前のHGクラスなんだからコスパは最高レベルじゃないかと思ってます
・組立が簡単かつ短い時間で作れる
普通のガンプラなら腕の間にポリキャップ等細かいパーツを入れますが、このキットはそういった類のパーツはほぼないので組み立てが本当に簡単にできます
作成時間も、慣れてる人ならアニメ一本分程度で組み終わるし、慣れてなくても1時間程度でできるのでは?
・余剰パーツがない
これは個人的に良いなって思えた点。通常のプラモだと大体いくつか余剰パーツが出てきてしまうのですが、このキットは全部のパーツを使い切るのでスッキリして作り終えられます
正直ここまでスッキリランナーだけ残るってキットは、俺が作ってきたモノの中では初めてかもしれません

●悪い点
・作業を続けていくと指が痛くなってくる
確かに指でパーツをもげるんですけど、所々硬い部分があるので作業中段々指が痛くなってくるのがつらいところ
さらにランナーに指をひっかけて怪我をする可能性もあるので、持っているならニッパーを使った方が無難かつラクです
・バリや白化は多少出る
あくまで多少レベルでこだわりがないなら気にならないレベル
白パーツで目立たないというのもあるけれど、動かしてるとやっぱりチラチラ見えて気になってしまう人は気になってしまうかもしれません



・ビームサーベルが付属しない
これも個人的な意見になってしまうのですが、ライフルとシールドがつくならビームサーベルもついてきてよくね? と思いました
おそらくサーベル付属となるとクリアパーツにしなきゃならないので、コスト的な面があったのかもしれませんが……


ちなみに見ての通りサーベルに穴は開いてるので、別のキットの余剰パーツを持ってきてつけるという手もありじゃないかと思います
あると便利な道具
・ニッパー
上記でも書きましたが、作業中に指を痛める場合もありますし、なにより道具使ったほうが効率は遥かにいいので、持ってるなら使った方がラクです
ちなみに俺は普段から愛用している「タミヤ クラフトツールシリーズ No.123 先細薄刃ニッパー (ゲートカット用) 」を使いました

こういった本格的なニッパーじゃなくても100均で売ってるようなモノでも特に問題ないです
・ヤスリ
バリや白化の処理をする際に使う。最小限しか出ないのでササッと処理できるのもGOOD
正直気にしないなら処理しなくてもいいかなとは思いますが、目の細かいヤスリで処理するだけでも見栄えが変わるので「ちょっとやってみようかな」と思ったならやってみてもいいかもしれません
個人的なオススメは「ゴッドハンド(GodHand) 神ヤス!」シリーズとメラミンスポンジ

スポンジヤスリで使い勝手がよく、サイズや種類が豊富なので用途によって選択肢が多いのがポイントです
メラミンスポンジは主に仕上げに使うのですが、細かいヤスリ跡もなくせるのでかなり重宝してます
・スミ入れ塗料
既に言ってますが、このキットは素組でもある程度完成度が高いので軽く手を加えるだけでも見栄えはよくなります
その中でもスミ入れは初心者でもカンタンにできるテクニックの一つ。実際説明書でも「やってみよう!」とオススメされています(上記に載せた説明書の左下に載ってたりします)
どれくらい変わるのかというと、説明書の比較覧をみるとわかりやすいです

このように画像が多少荒くてもパッと見て全然違いが出てるのがわかると思います
「でもこれって上手い人がやったからじゃないの?」と思うかもしれないので、下にスミ入れ初心者である俺がやったモノを載せておきます

正直自分でもびっくりするぐらい説明書通りになりましたね……これ見た瞬間思わず「ガンダムだ……」って呟きました
使ったのは「タミヤ スミ入れ塗料 (ブラック)」と「エナメル X-20 溶剤大びん」
溶剤は塗った塗料の拭き取りに必須なので、使うならセットで買いましょう
実は他にもスミ入れ道具使ったのですが、これが一番キレイにできたのでこれだけ紹介します

●まとめ
EGは本当にガンプラ初心者のために作られた商品なので、こだわりのMSなどなければこれから始めることをオススメする
さらにこちらの記事によると、12月にはフルウェポンセットも発売が決定したようなので、もし興味が出ましたらそちらの購入も検討してみてはどうでしょう?(ちなみにこのキットにはビームサーベルも付属するので上記のデメリットもついでに解消されています)
ちなみに既存のEGをお求めになる場合は、ネット通販だと妙に高かったり品薄な事が多いので、家電量販店に行くかホビーサーチから買うことをオススメします。大体どちらかには置いてあるの見かけるのでネットで高値で買うよりは確実に安いです




個人的に普通に作る他に、色んな道具やテクニックの練習台にするというのも良いんじゃないかなとも思ってます。見た目がシンプルな分手を加えればそれだけ見栄えに直結するのでやり甲斐はあるかなぁと
とはいえ、ガンプラは自由なのでどういった使い方をするかは皆さん次第です
ではまた!