ドーモ、垂れ坊です
皆さんもプラモデルを作る時、ニッパーやヤスリなど基本装備以外に様々な道具を使っていると思います
今回は個人的に使っている中でも、プラモを作る時に持っているとなにかと役に立つ道具を3つ紹介します
基準としては
・手に入りやすい
・使いやすい
・なにより安い
この3つの「やすい」で決めました
安いは正義だよ、兄貴
1:ボンド
主に木工用ボンドを指し、関節の強化に使います
たったそれだけ? と思うかもしれませんが、これがマジで重要です
ガンプラ等人型のプラモデルは時々パーツの関係で関節がゆるくなる場合があります
そうしたプラモは武器の重さはもとより装甲の重さすら支えきれないので、ポージングさせる事が非常に困難です
せっかく完成させたのにやりたいことが出来ないのは結構なストレス
それを解消できるんだからやってみる価値ありますぜ!
ちなみに実際にその措置をしたのがこちらの「NSG-X1 フレズヴェルク:RE」というコトブキヤのフレームアームズシリーズのキット

フレームアームズシリーズには共通の素体として「アーキテクト」と呼ばれるキットを使っており、商品を買ったら、こいつの完成済が入ってることがあります
それ自体はいいのですが、完成済みのは大体関節がゆるい。特に肩と腰がゆるい傾向が多いです
このフレズヴェルクも、武装を持たせてのポージングが無理ってレベルで肩の関節がゆるかったです。はっきりいってロボット系のキットでその状態は致命的です
なので、前々から聞いていたボンド補強を試してみようと思い、実践してみました
方法はカンタン
・つまようじなどにボンドをつける

ちなみに量は、場所にもよりますがまずは米粒より小さいぐらい

・補強したい関節にボンドを全体的に薄く塗る

・乾くまで待ってから装着する

これだけラクにできるのに、効果は抜群
なにせ、なにも持たせてない状態なのにあっさりヘタってた肩や、パーツの重みだけで簡単にグラつく腰に使ったところ、まるで「最初からそんな状態になってませんでしたけど?」と言わんばかりの保持力を取り戻したのですから
実のところやるまでは正直半信半疑だったのですが、この一件でボンドへの信頼度が上限レベルにあがりました
チョロいとか言わんでね
さらに結構グリグリ動かしても剥がれてくる事がないので、ポージング中にいきなり関節が緩まる、という事もないです
万が一キツめになってしまったら、爪で引っ掻けば剥がれるので調整もラクです。
2:軟膏
これはボンドとは逆にキツめの接続部の潤滑剤代わりに使います。使うのもメンタームなど安価なモノで十分です
これもボンド同様、潤滑したい部分に塗ってつけるだけ
たったそれだけでも渋かった関節がグリグリ動くようになります
万が一付けすぎてしまっても拭けばカンタンに落ちるのでこちらもボンド同様調整がラクです
接続部はプラモでダントツに壊しやすい部分で、原因もポージングさせる時など関節に力を入れる時にって事が多いので、こういうのを未然に防げると考えればやる価値十分にありますぜ!
それと普通の潤滑剤と違って人体に無害なのもオススメ
3:メラミンスポンジ
主にヤスリがけの仕上げに使います
メラミンスポンジは超細かいヤスリみたいなものなので、余計にパーツを削ることもなくキレイに仕上がります
その他にも、パーツ全体をこする事でカンタンにツヤ消しっぽい表現ができるのもオススメ
特に力を込めず、撫でるように何回か丁寧にこすればいいというラクさもポイント
比較用に使わなかった場合(左)とスポンジを使った場合(右)の画像を置いておきます

ちょっとわかりにくいですが、右の方が光沢がなくなっていてつや消しっぽい感じになってると思います
「ツヤ消しやってみたいけど失敗したらなぁ……」と躊躇してるなら、メラミンスポンジでどんなモノか見ておくのも手かと
とはいえ、あくまで「っぽい表現」なので、本格的なツヤ消しをするならやっぱりスプレーを使ったほうがいいです
最後に
今回紹介した道具は、プラモを作る上で絶対必要ではないにしろ、あったら何かと便利なモノばかりです
しかもどれも買おうと思えばどこでも買えるモノばかりなので、気が向いた時にぜひ手に入れて使ってみることをオススメします。その効果は個人的にものすごく実感してるので!
ちょっとした工夫でより楽しいモデラーライフができることを祈って!
ではまた!